寒いと〇〇との愛を深められますね
こんばんは。
寒い日が続きますね。
タイトルの〇〇の部分には、ご自身の思うものを入れて頂ければと思いますが、
寒さのせいか、ご来院頂く方も、冷えによって調子を崩している方が多いようです。
当院の場合、2月に入ってから肉体的、精神的、どちらのケースでも、結構重たい症状の方が増えております。
今月は暇な日と忙しい日がきっちりわかれていて、忙しい日に重たい症状の対応が重なりますので、自然と傾向性が重なりますが、冷えで増悪されているケースが目立ちます。
こんなときはお灸でのアプローチが中心となり、冷えに対する対応をきっちりすると、皆様スッキリお帰りになられます。
先日、腰部脊柱管狭窄症による下肢の痛み・しびれが発生し、5分も歩けない方がお見えになりましたが、そんな状態でも
お灸を先にすると、鍼は1本ですんでしまったくらいです。
それだけ冷えが影響していたというくらい、この寒さが厄介ということのようです。
東洋医学では体のなかに冷えが入り込むといった考え方や、表現をすることもあるようなのですが、
実際に施術させて頂いていると、そのようにしか思えないことが多々あります。
例えば、首が痛いという訴えでも、腰部の奥の方が冷えて筋肉が引きつり、上の方まで連鎖しているというようなことがあります。
この場合に、腰部の奥の方を狙って、腕や足など、冷えが入っているルートを選んでお灸をしてみると、
驚くほど早く首の痛みが解消されることがあります。
もちろん、腰を温めても効くこともあります。
こういったときに不思議なのが、体の外からの冷えなのに、痛い首を触っても、触った部分は思ったよりも冷えていなかったりすることがあります。
ケースバイケースなので、そのときどきで異なるのですが、腰を外から触っても思ったより冷えていないこともあります。
なので、こういう時には冷えが入り込んでいるという表現がぴったりだと感じています。
不思議ですね。
こういう時に科学的に内部を観察できる機械を使わせていただけるとしたら、徹底的に調べてみたくなります。
なんでこういうことが起こるのか、どうしたら早く主訴を解消してあげられるかは、施術者の考え方によってそれぞれ
ということになっているのが現状かと思いますが、いずれにしても、
まずはこの寒さに負けないようにしましょう!笑
「冷やさない」ということを意識して、皆様が思う対策をして頂ければと思いますが、
それでも冷えてしまう、冷えを感じてしまう場合は、私は季節のもの、暖かい飲食物などの一般的な方法のほかに、
「お灸」をお勧めしております。
今は市販でお灸も簡単に買えますし、販売元で取り扱い方法も説明されています。
お灸は他人に対して施灸する場合、「きゅう師」の国家資格が必要となりますが、自分自身に行う場合には資格は必要ありません。
私も不定期ですが、お灸の扱いをお伝えする機会を設けておりますので、そういったところで習得して頂いても良いです。
昔の日本のように、自分でもお灸していた時代に戻ってみても良いのではと思ったりします。
無理して自分で症状をなんとかしよう、という使い方ではなく、病気や不調の予防として用いてみたり、
今受けている治療に上乗せするような使い方だと、お灸と良いお付き合いができるのではないかと思います。
そんな小難しいことは抜きにしても、単純にやっていて気持ちのいいものでもあります。
お灸女子なんてのを流行らせようとしたのか、そういったワードを雑誌等で見ることがありましたが、
それも下火になっている気がします。
元々流行らなかったのに、下火になってしまっては誰も気づきませんね。
最近はNHKで鍼灸に関する番組も放送されておりますが、どれだけメディアで取り上げられても、
私がどれだけ「良いよ!」と叫んだとしても、こればっかりは実際にご自身で体験してみないとわかりません。
気軽に受けられる機会もなかなかないのが現状かと思いますし、経験したことない方にとっては、鍼灸は痛い・怖い・熱いのイメージもつきまとうのでハードルをこえるのもちょっと大変ですよね。
なので、「やってみよう」と行動に移るのも難しいと思いますが、機会があれば、または少しでもその気になれば、ぜひご自宅でのお灸も試してみて頂ければと思います。
使い方のご相談や、当院での鍼灸・マッサージを受けてみたいというご予約はいつでもウェルカムです。笑
以上現場から、北海道出身でも、関東の寒さには心を折られる外山でした。
※私の場合、タイトルの〇〇には布団が入ります。
お灸って言えよという突っ込みが入りそうですが、朝、布団から出たくないんです。笑
皆様、いつもありがとうございます。
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