あの人は今
今日は24日、クリスマスイブというやつなんですね。
宗教にはあまり興味がありません、無宗教ですという日本人には、ただの年末のイベントになっているような感じですね。
個人的には、楽しければウェルカムという大らかな日本人の気質は好きですが、ここまで大きなイベントだと、世の中の親御さんや、恋人達にとっては大変でしょうね。
年越しや年始の準備もあるのに、プレゼントやサプライズの用意もしなければいけないのですから。
クリスマスとは関係ないですが、いつもこのくらいの時期になると思い出すのが、高校の時に隣のクラスにいた木村君。
彼は高校の一年の時に東京から北海道のど田舎に転校してきました。
三年間、それほど関わる事もなかったのですが、卒業して私が東京に来た一年目の冬に、当時住んでいた国分寺のアパートに、突然居候しにやってきました。
何か訳ありだったようですが、理由は友人関係のもつれという事以上の詳しい事は話せないと言っていました。
自分も話したくなければと思い、詳しくは聞かず、学生で金ないし、新聞配ったりするのに朝早く出たりバタバタするけど、それでも良いならと受け入れた様な記憶があります。
時期は覚えてませんが、冬だったと思います。
実際に居候していた期間は3、4日くらいだったと思いますが、その間には、彼の友人達とボウリングに行ったり、深夜にテレビでやっていた映画を見たりと、楽しい時間ばかりだったと思います。
学校や仕事が終わると、恋人でないけど、帰るのが楽しみでした。
しかし、突然、夜に彼の親族がうちに来られて、彼と親族で話し合いになりました。
どうやってうちにいる事を知ったのかは覚えてませんが、本当に突然だった気がします。
話し合いの末、親族が住む茨城だったと思いますが、その日のうちにそちらに引き取られる事になりました。
彼の携帯電話は、居候期間中に解約していましたし、移住先もわからないし、その後私の携帯電話の番号も訳あって変わっていますし、連絡もとれず、その後どうなったのかが全くわかりません。
寒くなったり、12月の忙しい時期になると、いつも木村君を思い出します。
きっと、あの時は色々忙しかったので、クリスマスとか関係なくてもそれがきっかけとなり思い出してしまうのですね。
元気にしているのか、最低でもそれだけでも良いので知りたいと思うのですが、何せ、もう手掛かりがありません。
何かのきっかけで、会える機会を与えてほしいとも、思い出す度に願っています。
これは、明石家サンタにお願いすれば叶えてくれますかね?笑
私自身、あまりクリスマスというものを理解しておりませんので、どういうものかよく分かりませんが、、、
皆様が良い時間を過ごせます様に!
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