ギフトdayとか、あんた何してはるの?
皆様こんにちは。
いつもありがとうございます。
タイトルがとっ散らかってますが、、
明日18日はギフトdayです。
今のところ毎月1回は開催を続けている「ギフトday」ですが、久しぶりにどういう活動か書きたいと思います。
元々は経済的に余裕がなくてもケアが受けられる場、機会をつくれたらって思って始めました。
仕組みとしては、ざっくり言ってしまうと、寄付頂いた資金をもとに短い時間ではありますが格安(または投げ銭)で施術を提供しております。
一日の営業時間の大半を使っていますが、寄付を頂いていることでボランティア活動ができています。
(寄付してくださっている皆様、本当にありがとうございます。いつもとっても助かっており、感謝しております。)
施術する側も、受ける側も、サポートする側も無理なく循環して、心と体の維持につなげられるように、、、
そしてそれが少しずつ拡大していけば、健康状態で困っている人が少しは減るかもしれない、、という感じです。
...
そして、続けてみて段々わかってきましたが、こういった機会を利用してくださる方は、鍼灸に興味があるけど足踏みしている方の体験の場であったり、
病気により思うように働けないが社会復帰したいという方、
ちょっとした空き時間でしか動けない方、
どこに相談していいかわからないという方などなど、、
色んなケースの入り口や受け皿になっているなぁという事でした。
この活動はほとんど私の業務の宣伝にはならないので、ギフトdayでいわゆる「バズッた」としても、院のご予約や売り上げが上がるということはありません。
しかも、今のところ寄付頂いている総額としては、院の1日の売り上げにもならないくらいですので、
本当に、やればやるほどお金的には損をします。笑
(でも、損してるって思いが不思議と出ないのがこの仕組みの面白いところです。)
更に、この他にも、現在一ヶ月で1回程度の枠しかとる余裕はありませんが、収入に困っているし深刻に体にも困っていてという方に先着で施術をギフトしちゃってます。(だいたい毎月すぐ埋まってしまいます。)
これも、仕組みを始めた当初から行っていますが(なんだかんだで1年は続けている)、
冒頭に書いたような施術する人、受ける人、サポートする人で巡る機会が少しくらいあってもいいのでは?って思っているから続けています。
これらの仕組みは、ざっくりいうと、ベーシックインカムや生命保険みたいな感じですね。
寄付だけで成り立たせるのは超絶難しいってことはやってみて実感しているので、それはきっと日本がひっくり返るか、大企業の社長さんがポンって100万円くらいくれないと無理だろうなって思っています。
ただ、払いたいって方もたくさんいらっしゃいますので、現状の院の営業やシステムを崩す必要もないと思っています。
なので、私も余裕がうまれた範囲でボランティアとしてやっていますが、続けている理由の一つに、
こういう仕組みにチャレンジしている場所や人が、一つの地域に1~2つくらい生まれたらいいなって思っているのです。
みんなに支えて頂きながら、お金の有無で健康が左右されない仕組みづくりへ、みんなで行う社会貢献の選択肢の一つでもつくれたらって思ってます。
それとこういった仕組みをやってみてわかりましたが、ケアを受けず(受けられず)困っているのが、生活保護までいかない経済的に裕福ではない層なのかなと思うんです。
(表現できる引き出しがないのであいまいな感じですみません。失礼しております)
生活保護を受けられている方の場合、対応している医療機関であれば行政が費用を負担してくれる仕組みだったと記憶しています。
接(整)骨院であれば、違法でもグレーでも、医療保険適用してくれるので、そちらが良い方はそちらに行くこともできます。
しかし、接骨院では対応できない状態の方もいらっしゃいます。
この対応できない状態の中でも、それなりに毎月苦しいけど仕事しているので、月一回くらいなら実費で自分メンテにお金を使えるという方々はまだこの仕組みの対象にはならないと思います。
対象になってくるのが、
なんらかの疾患で仕事いけなくなってきて減収、医療費にまわす余裕がない方。
または現在働いていないがもう少しで社会復帰できるという方。
裕福ではないけど生活保護にもならない母子・父子家庭。
実際に受け入れをしてきた中では、こんな感じの2パターンでした。
このパターンでもご家族からの支援がある方はこの仕組みをご利用されることはありませんでしたが、支援がない方は結構手詰まりです。
母子家庭で大変な疾患を抱えているお母様もおられ、ご友人が代わりにお支払いくださった事もありましたが、重い疾患なので1回では良くなりませんし、かといってそのままご友人の方がお支払いされるということはできませんよね。。
その場合は治療も終了となり、抜け出せる可能性も閉ざされてしまいます。
鍼灸治療でも万人を助けられるわけでもありませんが、社会にとっても貴重な人材が体調不良で消えていってしまうことを防げる可能性があるかもしれません。
家庭でも同じですね。母子家庭でお母さん倒れちゃったらどうしましょ?
今不調がない方にはピンとこない事でしょうけど、病気になってからでは負担も大きいですし、医療費増大の問題もありますので、医療保険使わなくても健康を維持するための仕組みが、今後一つくらいできても良いと思うんですけどね、私。
長々と書いてしまいましたが、そんなことに一石投じたい気持ちで、ギフトdayも細々とでも続けています。
そんなわけでして、
元手となるお財布・口座や活動は別々でも、こういう活動が少しずつ増えるだけでも違うかもしれませんので、同じ医療系の有資格者でともに活動してくださる方、
そして出資やマネジメントなどサポートしてくださる方、いて下さったら本っ当に助かります!!
こういうのはまだまだ奇特な考え方かと思いますが、一緒に身近なところからでも、石投げてみませんか?
石投げてくださる方、もしいらっしゃいましたらご連絡頂けましたら幸いです。
以上、今回はギフトdayにまつわる活動についてのお話でした。
通常業務でのご予約も引き続きお待ちしております。
どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
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