VS前立腺がん
皆さんこんにちは。
今回はSNSでは公開せず、ひっそりと書きます。
というのも、内容的に「自慢か!?」とか、「ナマイキだ!」と受け取られそうなので。
まぁ、自慢までもいきませんが、独り言にちかい感じで、「ちょっと奥さん、すげーこと起きてるんですよ!」って、言いたいだけなんです。
王様の耳はロバの耳、みたいな感じです。
では、その内容なんですが、
今年に入ってから前立腺がんの患者様に施術をさせて頂いておりますが、この方、すでに全身、骨にも転移しておりました。
お会いした時には胸から下が浮腫でパンパン!
体幹部は力士みたいになってましたし、両下肢も同様。
排尿もできず、陰嚢がパンパンに膨れ上がり、陰茎は陰嚢に埋まってしまっている状態。
横になることもできず、座った状態でも苦しい、眠れない。
病院でも打つ手はなく、効果の期待もできないけどホルモン注射試してみましょうということと、動けないことや苦しさの軽減を鍼灸マッサージで試みてみる。という、そんな状態でした。
これはターミナルとしての対応になるかなと思い、なるべく苦痛の軽減を図っていくことを心掛けて施術することにしました。
まず一回目の時点では体幹から下に鍼や灸は使えず、てい鍼(刺さらないはり)と、さする施術を中心に行いました。
1回目の時点で、やや一回りくらい、、しぼんだかな?という感じでしたが、
大体週に1回のペースで、回を重ねるごとに、だんだん細くなり、ついに鍼や灸も使えるようになり、体幹部の水も少しずつ抜けていくようになりました。
いつの間にか陰茎も解放され、排尿も自分でできるようになりました。
立つことすら一苦労だったのが、トイレに行ったり、お風呂にも入れるようになり、横向きで眠れるようにもなりました。
浮腫がひどかったのもあって肌がボロボロになってましたが、肌も少しずつきれいになってきました。
手の指先も紫がかっており、冷たく、爪も真っ白。
エアコンの温度設定も28度から下げたり、ドアを開けると寒いと仰っていたのが、24度まで下げても大丈夫になったり、
手も血色がよくなり、冷えは大きく緩和。これは足も同様。
爪も比較的きれいな形をしたのが生えてくるようになっていて、代謝が戻ってきていることがうかがえるように。
個人的に驚いた所見の中で、耳の変化もあります。
介入時は耳がしぼんでシワシワになり、色も灰色な感じでしたが、徐々に膨らんで血色もよくなりました。
東洋医学では耳もバイタルの一つとしてみることがありますが、分かりやすいくらい反映していました。
口の中も黒かったですし、息も焦げ臭い状態が、それも少しずつ色やにおいが和らいできております。
食欲、意欲も出てきて、もう癌ではないんじゃないかという言葉も出てくるほど気力も出てきておりました。
昨日の施術終了時では、まだ体幹や下肢に浮腫の感じは残っておりますが、もうすっかり細くなっておりました。
血液検査の数値では、当初は前立腺がんの腫瘍マーカーも、たしか100オーバー。(基準値は一般的には0~4ng/mL)
骨シンチ?の数値も10,000を超えていたそうです。(こちらは基準値の情報が見当たらず)
直近の数値では、PSA(具体的に聞けていないのでPSAと思われる)は20あたり、骨シンチ(こちらも同様)も1,000くらいとの事で、これも少しずつ減ってきております。
ドクターも、癌がどうなっているかは再度撮影してみないと分からないが、進行は抑えられていると考えられるとの事らしいです。
もうね、文字で伝えることが難しいくらい、めちゃくちゃ驚く変化なんですよ!
最初から写真撮らせてもらえばよかったー!!というくらいなんです。
ほんと、こんな話をSNSとかで広くしてしまうと、同業者からは「何言ってんの?俺の方がマジすげーから!」とか、
「鍼灸だったら誰でもできるでしょ!?私でも担当したらできるわ!」って、なんかナマイキだと、ヒンシュク買うんじゃないかと思いまして。。
(ちなみに、鍼灸では癌を治せるとか、通常できません。名人といわれる人がやったとしても、同様です。患者ご本人の体力、免疫力、運、いろいろな要因で転帰は変わります。)
そんなわけで、私の力でそうなったと自慢したくはないですし、これは一時のものかもしれず、今後もどうなるかはまだまだ分かりませんので、ひっそりと書いておきたかったものです。
ただ単純に、「王様の耳はロバの耳ー!!!!」と、叫んでみたくなっただけです。
でも、経営の視点としては、まだまだ暇な時間があって怖いので、これを読んだ方が
「すげー!」ってなって、うちの施術一回受けてみよう、
あの人困ってたから紹介してみよう!ってなってくれれば、それはそれでありがたいんですけどね。笑
まぁ、こんな文面だけで見ず知らずの人の鍼灸受けてみようって、なかなか難しいと思いますけどね。笑
そんなところで、今回のひっそりブログ、この辺までで。
皆様、いつもありがとうございます。
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