パーキンソン病に関する考察
こんにちは。
ここ最近ちょっと大変だったので、数日ぶりの更新になります。
月末で報告書関係の業務があるうえ、新しい事を始めようとしてたものですから、更新する余裕がなくて、内容が思いつきませんでした。笑
今日は休みなので、あまり大した内容ではありませんが、張り切って書いていきたいと思います。
では、今日のテーマは、胆汁とパーキンソン症状に関する可能性について書いてみます。
結構わけのわからない話になると思いますが、いずれどこかで関わることになる話かもしれませんので、ご参考までに読んで頂ければ幸いです。
さて、早速ですが、胆汁の役割について、、
広く知られている内容では、腸管内での脂肪の消化・吸収に欠かせないものとされています。
また、脂溶性のビタミン(A D E K)の吸収にも重要な役割を持っていると言われています。
以下、Wikipediaから一部拝借
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脂肪を乳化して消化酵素の働きを助ける。更に脂肪の分解産物に作用して小腸から吸収されやすく変化させる。また腸内に分泌された胆汁酸の殆どは小腸で再吸収され、肝臓に戻される(腸肝循環)。
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で、この胆汁ですが、欧米食のような動物性脂肪が多いものを食べると、胆汁がたくさん出るようです。
たくさん食べ過ぎ、出すぎるのも良くないようで、動物性脂肪の摂取によって出た1次性胆汁酸(無害)は、腸内細菌によって代謝され、2次性胆汁酸になるようです。
この2次性胆汁酸は、発がん促進作用があり、大腸粘膜に作用して、発がんのイニシエーターやプロモーターとなるようです。
動物性脂肪をたくさん摂取し、胆汁がたくさん出るほど、大腸癌のリスクが高まるという感じですね。
では、この胆汁がなぜパーキンソン病に関係があるのか、というのを、こないだ偶然このページを読んで知りました。
※iPhoneのSafariだと文字化けしてしまうページのようですので、その場合は以下の方法で解決出来ます。
難しい内容ですが、超簡単にまとめると、
胆汁酸は神経の軸索を融解するが、脳内にも胆汁酸の一つが存在していて、パーキンソン病発病と関わっている可能性がある。
という内容でした。
今この研究がどうなっているのか等、詳しい事は私レベルでは分かりませんし、私達がどうやって脳内の胆汁酸をコントロールすべきかはわかりませんが、私も今後追っていきたい情報だと考えています。
なぜなら、ここからが私の分野のお話になるのですが、もし食事や胆汁排出でパーキンソン病を防げるのなら、治療した方に注意喚起も出来ますし、鍼灸マッサージで内臓の動きも変えられるからです。
私に食事内容は変えられなくても、体内の血液や水の循環に作用したり、ホルモンバランスや自律神経系が整うなどして、ある程度身体の働きが活発になれば、デトックス効果や免疫力アップで有害物質にも強くなり、有害物質に負けない身体作りも期待できます。
それに、訪問の仕事で難病の方を見続けて気になっていた疑問が、上記の情報で繋がったことがあります。
パーキンソン病だけでなく、パーキンソン症状が出ている方は、東洋医学でいう臓腑の肝と胆に熱が溜まっていて、関連経絡で頭部の方まで異常が繋がっている事が多いという事です。
しかも、その異常経絡からアプローチする事で、パーキンソン症状が緩和するのです。
東洋医学の臓腑は西洋医学のものとイコールとして考える事が出来ないと言われていますが、時としてほぼイコールになる事があると、私は感じています。
ここでいうと、解毒や胆汁に関わる肝臓、胆嚢と無関係とは思えません。
経絡の肝経、胆経も、無関係とは思えません。
レビー小体型認知症で、抑肝散という漢方薬が使われる事が多いのも、このあたりの事情があるのではないかとも思えます。
あくまで私の現場レベルの経験と予想でしかありませんが、東洋医学的にみたこれらの臓腑経絡も含めてアプローチする事で、脳内の循環も整えられて、予防にも役立てられる可能性があると考えました。
脳の病気であり、一度なってしまえば現在の医療では進行を食い止めることしかできないうえ、介護も超大変な厄介な病気ですので、医療従事者として、予防や治療に貢献していきたいところです。
長く難しい話をしてしまいましたが、
今出来る健康対策としては、欧米食を食べ過ぎず、食物繊維を適度にとって、自分に見合った運動も取り入れ、生活習慣を乱さない。
という感じでしょうか?
というか、これを全てやるのが、現代社会ではとても難しいんですよね。笑
まぁ、あまり気にしないという方法も、ストレスを溜めないという健康の秘訣の一つになりますので、私の話も参考程度で捉えて頂けたらと思います。
それでは、今日はこの辺で終わります。
皆様、いつもありがとうございます。
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