お迎え
こんにちは。
今日も東京は良い天気です。
ちょっと怪しい話になるので、書こうかどうか迷っていましたが、信憑性の高い記事を見つけたので、書いてみようと思います。
というのは、いわゆる「お迎え」の話です。
今担当している患者さんが、一週間前くらいから、誰もいないところを指差して
「友達が来てる」
「お父さん」
「もう行くの?」
「この人優しい人(私を指差して、何もないところを見ながら)」
などと仰っているのです。
私もハッキリ見えませんが、よ〜く見てみると、モヤモヤしたのがいくつか漂っているので、おそらく、本当に親族や友人が来ているのだと思います。
ある方法で調べてみても、ご主人や、ご主人と共通の友人という反応が得られました。
認知症が重度なので幻視の可能性もあると思いましたが、あまりにもそういった生々しい発言頻度が増えて来た事もあり、試しに誰か来ているの?と聞くと、
「そこにいるでしょ?」
と、ハッキリ指を指して笑顔で答えるのですが、私が見ているモヤモヤを指差しているのです。
そして、更に
「黒っぽい何かも来ている」
と仰られました。
確かに、元ヒトでもない、異質な何かは感じていました。
多分、いわゆる死神というやつかなぁと思っていましたが、私には姿形はハッキリ見えません。
ただ、これが本当だとしたら、もうすぐ死ぬという事になるはすですが、ご本人様はまだ元気なんです。
確かに、だんだん顔色は暗く、くすんだ色になってきてはいますが、食欲はあり、まだたまに会話も噛み合います。
全介助ですが、まだ立って歩かせる事も可能です。
この状態の人にお迎えって本当に来るのだろうか?
と、思いながら、自分が見て感じたものを調べてみました。
死神に関して自分と同じ様なケースに該当した話は見つけられませんでしたが、お迎えに関しては、以下の記事を見つけました。
時期はまちまちですが、アンケート回答者のうち、似た様な状況を経験したという方が42%との事でした。
結構な割合だと思いますが、こういう数字が出ているということは、自分が担当している方も、もしかして本当に近いうちに旅立つのだろうかと思えてきます。。
まぁ、いくらなんでも先の事ですし、生死に関することは我々にはわかることではありませんので、そうなるとも限りません。
まだまだ元気であと5年は余裕で生きているかもしれません。
なんとも言えない部分もあり、書こうかどうか、迷いの理由の一つにもなっていました。
ただ、書こうと思ったのは、誰もが家族など、だれかの死にいつか直面するので、こういったお迎え現象もあるという事をお伝えしようかと。
記事を読み進めると、お迎えを感じた方の多くが穏やかに旅立ったという事なので、その時が来たら、幻覚だと一蹴せずに、受け入れて、穏やかに旅立てるように何かしてあげる事が良いのかなと思ったのです。
最期の時を一緒に過ごしたり、やり残した事をしてあげたりなど、そういう時間の使い方も良いかもしれません。
介護に関わると、お金の問題や労力など、様々な問題が出て来ると思いますが、最期の看取りだけは、わだかまりや因縁などがあったとしても、後悔しない様に行動した方が良いのかなと思ったりします。
私も、父が亡くなった時、もっとこうしていればよかったと後悔した事がありましたので。
ちょっと今日は重たい話になってしまいましたが、いつか介護などに関わる機会が出来た方は、こんな話があったなと思い出して頂ければ幸いです。
あっ!!
今日はお休みの患者さんもでたので仕事サボってましたが、大分時間経っちゃいました!!
そろそろ、営業所もどりまーす!!
皆様、いつもありがとうございます!!
m(_ _)m
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