複雑な気持ち
こんばんは。
ふと思ったのですが、90歳超えのおじいちゃんが、猫かぶってるって、どういう心境なんでしょう。。。
いつも訪問すると、必ず、腰が痛くて座ってられない、歩けない、一人で何もできないと仰います。
痛いというのは本当かもしれませんが、観察していると、座っている時も痛がりもせず普通の様子ですし、歩かせても痛そうな様子はありません。。。
顔色や表情、リアクション、言動、どれをとっても、そんなに痛そうではないのです。
一度訪問時に部屋のドアを開けると、車椅子に座って、これからおやつ食べに行くところだったと仰っていました。
歩けない、動けないと言っていたのに、自分一人で車椅子に座っていた様ですし、施設の方も、歩行器があるのに車椅子を押して歩いていた姿を目撃しています。
トイレも一人で立って行っているとの事。
歩行器(ロレーター)で歩いてもらうと、足が前に出ない、進まないという様子で歩かれます。
が!!
ブレーキをかけながら歩いているのです。
ブレーキかけてると進みにくいですよ、ちょっとずつ緩めてみてくださいと言っても、何故かこのときは右から左へ受け流され、話を全く聞いてくれません。
前に進みすぎるから怖いのか?ほんとに足が前にでないのか?と、思いましたが、
明らかに歩行器を力で押して歩いていますので、前のめりになるからブレーキをかけているというわけでもないのです。
つまり、歩く体力や筋力もあり、痛くて動けないという程でもない状態という事が考えられます。
そして、同じ男としてちょっとそれないわー、って思う事があるのですが、、、
訪問終了時に、車椅子で食堂まで連れて行ってくれと頼まれましたので、廊下に出て、食堂近くまで押して行きました。
すると、若くて結構可愛い女性スタッフが歩いておられました。
そのスタッフを呼びよせ、私と変わる様に促したのです。
もちろんチェンジしまして、その後を遠目からみていたのですが、おばあちゃん達が集まるテーブルに近づくと、先程の暗い表情と声はどこ行った!?というくらいの
「オーッスー!!」
という、手を高々とあげて、おばあちゃん達への挨拶。。。
訪問からここまでの一部始終を見てしまった私は、
やっぱりかー!
という気持ちになりました。。
私の前では猫をかぶり、できないふりを装いリハビリを避けて、女性達との日常を楽しむ。
私は依頼されているご家族に、なんて報告すれば良いんだー!!!!
と、そんな気持ちにさせられます。
確かに、異性が好きなのは分かるし、しょうがない。
歳を取ってもそれは変わらないのかもしれない。
でも、猫被らないでよ。。そんなに私は堅物に見えますかね?
私も人間であり、男でもあるので、諸々を言ってくれても理解しますよ?
と、
なんでかなぁ、どうしたら良いのかなぁ、なんて考えていると、結局のところ、
まだ信頼されてない
というところに行き着くのかなと、自分への評価が見えてきました。。。
(それだけではないのでしょうけど。)
こういうパターンで評価が表れることもあるのだなと、ものすごく勉強になりました。。
まずはお互いに話し合える様に、頑張るしかないですね。(^_^;)
と、深夜にお話もひと段落したところで、今日はここで終わります。
皆様、いつもありがとうございます。
それでは失礼致します。
(^ ^)
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